後ろなんて振り返らない。そんな暇があるなら走らなきゃ。前に進むことでしか、私は私を許せない。立ち止まったままでは、この足は腐り落ちてしまうから。そうやって、ひたすらに息を切らして。たくさんの人を追い越して、置き去りにして。気付けば、ただ、真っ白な景色。自分の呼吸と、心臓の音。地を蹴りつけるだけのリズム。それ以外、何もない。ランナーズハイ。都合のいい高揚が、私を包み込む。どうかこのまま、冷めない熱に浸らせていて。【後悔】
5/16/2026, 1:38:15 AM