愛する、それ故に愛を知らなくともあなたを愛していた。桜が咲く時、向日葵が咲く時、紅葉する時、そして雪が降る時。全てを愛していた。年月が過ぎると歳も重ねる。愛は薄れず濃くなっていく。それこそが愛とも言えるのか。あなたが光になってしまった。愛することは、何かを失いながら育てていくのだと思う。それを今分かってしまった。愛する、それ故に失っていくものだと。#33
10/9/2025, 4:15:28 AM