散々な初夢だった。なぜか私は看護師で、よく分からん手術を担当することになった。けれど医師がハチャメチャで、内蔵が飛び出してとんでもないことになる。切り刻まれたゾンビに追われ、冷や汗のなか目が覚めた。
部屋の中はうっすら朝日が差していた。枕元を改めると、縁起を担いで準備したイラストはちゃんとそこにあった。今年こそ、一富士二鷹三茄子の夢を見られるつもりだったのに。朝までここにちゃんと頭さえあれば。
年に一度のチャンスを反故にしてもう何年目になるだろう。寝る前に枕と頭を固定した紐はベッドの外でとぐろを巻いていた。苦い気持ちでカーテンを開ける。ゆっくりと昇る朝日を、今年も私は呆然と眺めた。
『日の出』
1/4/2026, 9:44:10 AM