匿名

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「何となく」なんて理由で夜中に家を出ても何も言われなくなったのは、いつからだろうか。
この満天の星空を見ても何も感じられなくなったのは、いつからだろうか。
手を伸ばせば、幾らかは掴めると思っていたのに。
上を見上げれば、いつかは届くと信じていたのに。
いつか、私が星に願ったこと。
なぜか思い出して、意味もなくそれを呟いてみる。
目の前を流れ星が、ぱっと輝いて消えていったような気がした。

テーマ 流れ星に願いを

4/26/2024, 7:06:55 AM