淡い夢の女の子

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中学生の頃、私は人生に疲れてしまっていた。
家庭環境も、人間関係も上手くいかなくて
それが私の精神を強く殺していた

そんなときに私はふと宛先もない手紙を書いて
細く丸めた紙を瓶に入れて栓をして海に流していた

宛先も不明で手紙の行方も分からない
だけど、ふと社会人になってから思い出した
手紙の内容も薄らと覚えている



〝名前も分からない誰かさんへ

もしこれを拾ったなら、ちょっとだけ
読んでいってほしいな。
人生って、思ったよりうまくいかないことばっかり。
頑張ってもうまくいかないし、
正しく生きようとしても間違える。

でもね、最近気づいたんだ。
そんなに慎重にならなくても、
意外となんとかなるって。
転んでも、しばらく寝転がって
空を見てたら、また歩きたくなる。

間違えても、そこから新しい道が見つかることもある。
だから、深呼吸してみて。
大丈夫。私もなんとかやってるから。

— どこかの誰かより〟



今になったら変なこと書いてるなって思った
でも人生なんて一つの道しかないわけじゃないんだから
嫌な事があるなら逃げ出せばいい

私だって虐められたとき、すぐに逃げ出した
言い返すこともしなかった。
その人と同じ土俵に立ちたくないから
それが私の言い訳だよ

でも、とりま生きてみようと思う
これから行先も見えない人生だけどね笑

まだ私は人生の四分の一しか歩いてないのだから
どんな未来が待ってるか分からないけど

私なら大丈夫_

2/18/2025, 2:31:52 PM