太陽の下で
というのは長らく苦手でした。というのも、汗をかくと、とても生きている感じがあって、その生の充実感が、小さい頃からとても苦痛でした。
生きてるという感じが、どうしても自分の感覚に合わなかったのでしょう。自分の身体的な性に違和感を持つ人がいるように、汗をかいて生きる感じが、苦しかったのです。
そのため、小さい頃から、自分は周囲とは違う文化圏の人なんだ、と言い聞かせていました。自分と合う人は、世の中にいないと思っていました。
歳をとった今でも、周囲に合う人がいるかと言われたら、いないなあと思います。だけど歳をとってわかったことは
①合う人がいなくても生きていける
②逆に、全てが合うという人はいない
③他人は他人のことにそんなに興味ない
という事なので、自分が汗をかくと生きてる感じがして嫌、ということも、他人にとってはどうでもいいこと、というのもわかっています。だから、なんか違うんだなぁというのをデフォルトにして淡々としている方が、結果的に相手に共感を求めないから、人との関係はスムーズなのかなと思ったりします。
11/25/2024, 2:30:18 PM