浅葱水仙

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明日に向かって歩く、でも
足が動かない。
心のどこかで明日がくることを恐怖と感じているんだ。
寝て起きたら明日なんてすぐ来る。
それさえも拒むように体が睡眠に入らない。
『明日を迎えたい、早く来て欲しい』
泪をも浮かべながら外に出た。

先走ってしまってるのは自分でも理解出来てる。
でも待てない。
寝巻きのまま自転車に飛び乗りただひたすら東へ向かう。
怖がる心を奮い立たせるように、明日を迎えに行こう。

1/20/2025, 12:06:15 PM