mico

Open App

目覚ましと共に目を覚ました私は一瞬にして震えた。
今日はとても寒いのだ。
朝の支度を済ませ、外へ出る。

「さむっ」
『マジさみぃー』
「あっ、いたんだ。おはよ」
『おう』

いつも通り幼馴染である遼と一緒に登校している。
同じクラスである私たちは一緒の教室へ足を踏み入れた。

暖房の入った教室
昼にかけて気温の低くなる外

時間が経つ事に教室も寒くなってきた、。

お昼は遼と一緒に食べ、休み時間も一緒に過ごす。
この光景は日常茶飯事だ。
クラスメイトも慣れたものだろう。

6時間目までの授業を終え、掃除の時間になる。
2人して廊下掃除。
廊下は窓が空いており、凍え死ぬほどの寒さだ。
何とか耐え抜いた2人は委員会へ向かう。

2人は図書委員。

図書室の清掃、本を綺麗に並べるなど沢山の仕事をこなし、
時計を見るともう18:00。
窓の外を見ると、真っ暗だ。
こんな時間まで仕事をやらせた先生たちの頭はどうかしていると思ったのは私たちだけでなく、他の図書委員もそうだろう。

「終わったー、」
『よし、帰るぞ!』
「おー!」

下校中ふと上を見ると沢山の星々が輝いていた。

「きれー」
『ほんとだ』
「あっ、一番星!」
『あれ、オリオン座じゃね?』
「いや、違うでしょ笑」

たわいもない会話をしていると、そこに流れ星が。

「流れ星!」
『お願いごとしなくちゃ、』

2人は手を合わせた。

『何おねがしたん、?』
「んー?おしえなーい」
「逆になにお願いしたのよ」
『教えるわけないやん』
「ひどー笑」
『お前も同じだぞ!笑』

「(同じことお願いしてたらいいな)」
『(頼む、同じ願いであってくれ)』




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


________𝐩𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞________


「」私
『』遼(りょう)

2人は小一の時に同じクラスになり、そこから仲が良い中学三年生。
委員会→図書委員会
部活 →バドミントン


毎朝、遼が家の前まで迎えに来てくれる。



お互いのこと好k、、、。

10/5/2023, 2:07:58 PM