XXXX年X月2日
今日も霧が濃い。この廃都の探索を開始してから先、大半の時間霧が都市を覆っている。霧の都の呼び名は伊達ではないようだ。都市の中心を大きな河が横切っていることと四方を山に囲まれた地形であることが主な霧の発生原因なのだろうが、だとしてもこうも連日霧が立ち込めるものだろうか?
ここに住んでいた人々の暮らしは一体どのようなものだったのだろう。
先日発見した資料の整理を行い、地図に情報を追加した。河を挟んで南側が新興工業地帯。北側は住宅や商業施設の密集地になっているようだ。
明日、もし晴れたら。北側の探索に赴こうと思う。
8/1/2024, 11:32:02 PM