sai(菜)

Open App

「日の出」

日出づる処の天子
書を日没する処の天子に致す
恙無きや

私たちは
相手の背景やその気持ちを読むことで
自分の立ち位置を主張することを学ぶ
先人たちはそうやって
この小さな島国を守り抜いてきた

私たちは
その偉大な功績も忘れ
自己主張もせず流されるまま
この小さな島国で
忘却の日々を過ごしている

先人たちの刻んできた
歴史の片鱗に触れるたび
私たちには
誇れる国があるのだと
日出づる処の天子の血が流れているのだと
思い出さねばならない

1/3/2025, 1:29:47 PM