枯れた花束を左手に持ち、萎れた花束を右手に持ち、私は、私自身を生花のように誇らしげに、仁王立ちのまま、顔を引きつらせ、まだ消えない凄まじい太陽のフレアに向かって、ただただ仁王立ちのまま、体を溶かし続ける。ただれて熟れて、熱くて苦しくて、切ないとさえ思える頃には、私は何かになっているだろうか。何かになろうと、まだ思っているだろうか。「花束」
2/9/2026, 10:33:04 AM