夜空を駆ける…、
逃げるように
学校から
勉強から
友達から
家族から
…わたしを縛り付けるものから…、
夜空いっぱいに散らばる星
だんだんと綺麗な夜空が滲んで見えてきた
「ふっ…」
泣いているのに、少し笑う
夜に、泣きながら、笑いながら、走っている少女
なんて滑稽なんだろう
でも、どうしてだろう…、
もう涙は枯れたと思ったのに
最初のころは楽しくて楽しくて、しかたがなかった
でもね、
徐々に疲れていく笑顔
すり減っていく心
止まらない涙
この世界がいやで、大嫌い
だから、わたしは駆けるんだ
この大嫌いな世界を輝かしている星とともに
果てしなく広い夜空を…
2/21/2025, 10:40:01 AM