〜誰か〜
誰か今の私を救ってくれる人はいないだろうか
その声は誰にも届かなかった
そんな願いももう願わなくなっていた時
現れたあなたは
薄暗い曇り空に差した
一筋の光のようだった
自分のダメなところをあげるなら全てって
言いたくなるような私に
どんなところも悪くない
いいところだよって言ってくれて
自分が嫌だっ、直したいって思うとこも
それでいいんだよって受け入れてくれる
もう変わりたくない
もう傷つけたくない
そう思う私にただただ抱擁をくれる
いつか届かなかったその声は
未来の自分に
未来のあなたになら
届いて行く
そうやって今思えているのは
とても嫌いで、生きている意味を探しながらも
自分の可能性を信じ続けた
過去の私がいるからだろう
そう考えたら
少し身体が楽になる気がした
秋風とともに
10/3/2025, 1:04:37 PM