僕が意識を持ち出した頃から
僕は真っ暗で何もない部屋に閉じ込められていた。
聞こえてくるのは、さまざまな子どもの鳴き声と
大人の怒号、そしてくるのは毎日最低限の食事。
また、たまにくるのは真っ黒の大人の人に連れられ
部屋が入れ替わるときのみ、部屋を出ることができる
もう5回目ぐらいの入れ替えだろうか
少しずつ部屋が大きくなり、部屋の場所も少しずつ
奥の方になってきた、
ある日、突然
『20025番出て来い』
と呼び出された
僕が理解できるのは唯一この言葉だけだった
そうして行くのは、いつもと違い部屋ではなく
建物の1番奥にある大きな部屋に連れられた
そうしてその中に入った瞬間、記憶が朦朧し
失った。
その後、その建物から要冷蔵という
トラックが出ていった
6/4/2024, 1:19:33 PM