さらさらと風に乗って、 陽光に煌めく甘い光になるくせに、 指に触れると現実の熱に溶けて、 ベタベタとしてうっとうしい。 舌先で舐めれば記憶の中にすっと消えるが、 指についた唾液の過去は糸を引いて、 私にべったりとくっついてくる。 (250502 sweet memories)
5/2/2025, 11:32:53 AM