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いつまでも捨てられないものについて

最近特にハッキリと認識したのは、私自身の、とても幼いプライドの高さだ。

私はアラフォーだが、内面が本当に幼い。
小学校低学年の子のほうが大人で優しいと感じるくらいだ。
(魅力的な幼さと、周囲に不快さを与える幼さがあると感じるが、私が持ち続けているのは後者だ。)

自分では隠しているつもりでも、恐らく周囲からは丸見えなんだと思う。

幼さの理由は単純明快で、「人生経験の少なさ」だと思う。

20代半ばで心に不調をきたし社会からドロップアウトして、そこからは「自分を大切にする」ことを決めて生きてきた、つもりだった。
けどそれは「過剰な逃避癖」をすくすく育んだだけだった。

逃げ続けているから、成長しない。
成長しないから、ずっと自信がないまま。
周囲はどんどん人生経験を重ね、ライフステージを進んでいく。
差は、どんどん開いていく。

昔から「天然」「宇宙人」(今はなんて言うんだろう)などと呼ばれがちで、話が噛み合わない所が面白がられるような性質だった。

そこに更に人生経験の圧倒的な違いが加わり、もはや表面的な(かつあまり噛み合ってない)コミュニケーションでしか関われない、謎の存在になり果てた。

自分よりかなり若い世代と関わる機会も増え、ジェネレーションギャップも加わり、もはや何がなんだか。(相手も私も)

彼らは、「…?」と感じつつ、気遣い優しくしてくれる。
優しさをありがたく思うと同時に、いたたまれなさもすごい。

この「いたたまれなさ」が、先に書いた
「とても幼いプライドの高さ」の表出なんだと思う。

情けない自分を受け入れきれてないから、そんな自分が悔しくて、いたたまれなくなっちゃうんだろう、きっと。

これ、どうやって捨てられるんだろう。
ここで本音を不特定多数にさらした事で、砂粒くらいは捨てられてるんだろうか。

8/18/2024, 12:17:28 AM