1番古い記憶はおじいちゃんのお葬式だ。
まだ、2歳の時の出来事。
覚えているのは日常とは違う雰囲気のせいだと思う。
次に覚えているのは田舎のおばあちゃんの家で見た星空。
普段の家からでは見られない綺麗な星空だった。
次はひいおばあちゃんの言葉。
「私は死んだ後にお金をくれる人でもいいから覚えておいて欲しいんだ。だからあげるんだ。」
小学生の時だったが印象に残った。
そんなひいおばあちゃんも数年前に102歳で亡くなった。
コロナの時期だったが普通に亡くなった。
このご時世では珍しくボケずに数分前には施設のスタッフと話していたらしい。
その次は小学校の修学旅行。
広島だった。
周りの学校は東京に行っていたのに。
遠い記憶をあげていったが実際は24年程しか生きていない人間だ。
テレビを見て昔の映像とかが流れて親と会話すると本当に遠い記憶っと言うのは親の年齢になってから思い出す記憶のことなんだと思う。
でも、きっと生きた分だけ今の記憶も遠い記憶になる。
今、思い出す遠い記憶はどんなに生きてもいつになっても遠い日の思い出で記憶のままだ。
絶対に。
7/18/2024, 1:38:59 AM