Shiro

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きみがぼくに一輪の花を贈ってくれた。
そのときはただ嬉しくて感謝の言葉を述べた。

でもきみは苦しそうな表情でぼくを見つめていた。
家に帰ってその花を飾ったときに気づいた。
その花、マリーゴールドの花言葉を。
「また明日」とぼくが言ったのにきみは「さよなら」と言ったこと。

全てに気づいた時には遅かった。
きみは届かないところへいってしまった。

きみのSOSに気づかなかった。
ぼくがきみを殺した。

#友達の思い出

7/6/2023, 10:52:08 AM