踏み込めば奈落。
天地の感覚などとうに失い、
ふわりと浮いているような、
こんこんと眠り続けているような、
かと思えば延々身を投げ出し続けているような。
後悔の渦に終着など無く
一度投げ入れば二度と這わず、
三度の期待と世の情け。
後光の見えるは虚しくて
七つの色に恋焦がれ。
/ 終わりなき旅
人生は終わりのある旅なのだろうか。終わりがあるから美しい、よく人は言う。終わりが無い生は不毛か。不老不死など邪道か。生きる希望は見いだせど、死に正解など導かれない。
5/30/2024, 10:17:33 AM