弾むぼくの足音、まるでピアノみたいだ。調律は合ってないけれど、きっとそれも愛くるしい。弾むぼくの心、大きく息を吸うんだ。夜の静けさを肺に仕舞って、月の光をまとってみる。きみに差し出す永遠の花束。ぼくときみの間には、20㎝の小宇宙。遠くて近い、そんな夜があったんだ。
2/4/2025, 2:03:28 PM