"祈りを捧げて"
ある晩のこと
暇だったので外で歩いてみれば1人の男を見かけた。
石の前で目を瞑って、何かを訴えているよう
こんな夜になにしているのか、不審者かなぁと思って家に帰った。
次の夜も暇だったので外に出た。
気になって昨晩に男のいた方に目をやると、昨日と変わらぬ様子で石の前にいた。
気になったので声をかけてみた。
返事はない、見向きもせずにじっと堪えて石に祈っている。
予想通り不審者だったらしい
満足したので家に帰った。
やっぱり次の夜も暇だったので外に出た。
そしてやっぱり、男も同じ様子だった。
何をやっているのかとじっくり見てみれば、石に何か彫ってあるのがわかった
何が彫ってあるのかはわからなかった。見渡せば似たようなものがたくさんある。
なんとなく男にも見覚えがある気がしたが、よくわからなかったのでやっぱり家に帰った。
なんとなくその夜は、地に足がついていないような気がした。
12/26/2025, 5:04:51 AM