金零 時夏

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大好きな君に

毎日一緒にいたから、何も思わなくなっていた。隣で優雅に本を読む君の横顔。あどけない寝顔。花が咲くようにはにかむ笑顔。
授業中の真面目な顔。寝起きのぼうっとした顔。サラリと揺れる髪が印象的な後ろ姿。
その全てに見蕩れていることに気づかなかった。それ以外にも、さりげなく歩道側を歩いてくれる所とか、自分のことをとても大事にしてくれるところとか。優しいところも、真面目なところも、全部

たまにしか言わないけど、大好きな君に
「いつもありがとう、あなたのすべてが好き。」

3/4/2023, 11:35:03 AM