病室ほんわか白い光が何もかも透き通す白いカーテンを照らす。機械音が一定的に鳴り続ける。すぐ側に目をやるとひまわりが太陽の方向を向いて咲いていて、1枚1枚の花弁が真っ直ぐと伸びている。機械音がすこし早くなる。ひまわりの花弁が1枚落ちる。機械音がまた早くなる。またまたまた最期は計り知れないほどに早くなる。ひまわりの花弁が顔に落ちる。最期はひまわりのように真っ直ぐ誰かを見つめていたかった。#15
8/3/2024, 2:49:01 AM