なつめぐ

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『世界にとっての悪、私にとっての救い』


「知ってるよ、あの人がやったことは悪いことだって」

窓の外を見る。空は雲一つない青空で、とても綺麗だった。私たちを包むこと空気とは真逆だけどね。
名前を呼ばれる。その声の方向に顔を向けると、彼女は悲しそうな顔をしていた。

「そんな顔しないでよ」

そう言い、ふっと笑う。目を閉じれば、あの人の顔が浮かんだ。

「でもね、私にとっては限りなく善いことだったんだ」




【善悪】

4/27/2026, 9:20:14 AM