切符が渡される。僕はその切符を固く握りしめる。「怖くない、怖くない」と。でも怖い気持ちの方が強い。この列車に乗ったら最期まで降りられない。途中で諦めて死ぬかもしれない。でも立ち止まってはいけない。この一歩を踏み出さなければ、また僕は同じ過ちを繰り返す。絶対に止まってはいけない。もう一度強く、強く強く握りしめ、一歩を踏み出した。この人生という列車に、0から。
2/21/2024, 12:44:19 PM