「明日世界が変わるなら……」
明日、世界が変わってしまう、それなら
いつも気を使ってたけどもういいよね
その時間が来るまで来る前に
私は君と最後の世界のタイムミットの時間を共に過ごすそう
私は今まで出来なかった“お誘い“をした
出来なかった事、やりたい事に付き合ってよ
私のヒーロー
君と行きたかった学校
君と行きたかった映画館
君と行きたかったゲーセン
君と行きたかった水族館
君と行きたかった動物園
君と行きたかった遊園地
君と行きたかったデートスポット
ヒーローは全部付き合ってくれた。
まるでシンデレラの魔法が解ける12時になるまで全てやり尽くす、執着してる気分…怖い女だな私
え?なんで嫌な気分しながら、してるの何故かって?
…あの人が私のヒーローだからだよ
この世界で世界一、大好きな君と忘れられなぐらい
死んでも忘れられないぐらいの
最後の世界なら皆どーでもいいよね
だから、刻みたいんだこの世界に、君を愛した証拠を
最後にするって
勇気の無いやり方だよね
けど、忘れられない程、楽しい時間にしてあげるよ
そして、時計が11時59分をさす
「…もう時間だねシンデレラ」
君の為にボケる
「俺がシンデレラ訳あるかお前だろ」
「あぁ、そうだった私がシンデレラだ(?)」
「……本家の物語がおかしくなるw」
もうこれで最後なのに
君が笑ってくれると胸が弾む
「ハハw…ところで」
「なんだ?」
複雑な思いを胸に私は口を開く
「ヒーローはなんで私の“欲望“に付き合ってくれたの?」
「…何と無く、深い意味は無いな」
と彼はいつも通りに言う
君の大好きな世界が終わるのに
君は何も変わらない
「……本当に…意識してないなぁ……」
「…なんだ?泣いてるのか?」
こういう時だけ優しくしてくれる貴方
時計の針が動き出すと同時に
最後ならこれぐらい良いよね
私は今まで抑えていた行動を示す
彼の両頬を添えて軽く口付けをする
…最後なのに君は……平然とするんだね
そういう所…ずっと“好きだよ“
私は汗をかきながら布団からバッと起き上がり目を覚ます
もう…君と会えない朝の学校、
見る世界は変わってしまったけど
君がこの変わってしまった世界の空を見て呟く
「ねぇヒーロー…この世界……君は愛せてるかな?」
もし、今も君が…変わってしまった世界が好きなのなら…
変わってしまった世界がどんなに残酷でも
“私もこの世界を愛そう“
シンデレラは魔法が解けても、やった事実は消えない
私が君にした事は罪深い消えない
その行為に後悔は無い悔いも何も無い、ありがとう、ヒーロー…。
5/6/2026, 11:02:15 AM