雪一面真っ白に染まった景色。その中についた僕の足跡。家からここまで歩いてきた。初めて来た場所なのに迷いなく来た。まるで何かに引っ張られるかのように。目の前には古びた病院。所々さびていて年季が入っていた。中から声がしてふと顔を入口に向ける。そこには昔亡くなったはずの幼なじみの、雪ちゃんがいた。
1/7/2023, 11:19:50 AM