今年の夏も、似たような夏。 日射しにうんざりして、デケェ雲見て、ひまわり畑を横目にして、アイス齧りながら、独りきりの家に帰る。 よく、考えることがある。この日常を壊す方法。 例えば、おまえに「好きだ」と告げてみるとか。 でも、壊せないままでいる。この手で終わらせるまでもなく、日常なんてものは、どうしようもなく壊されてしまっているし。 ただ、オレは、かつての夏の残りカスを握っている。
6/29/2023, 10:11:30 AM