題【夢と現実】
僕は、夢を見てしまう。
夢と現実は違うのに、良いふうに自分で解釈して、、、
僕…、僕は、莉緒が好きだ。
これは、太陽以外には言えない秘密。
でもきっと、莉緒はかいが好きなんだろうな。
めっちゃ照れてたし。嫉妬しちゃうな~。
・・・
「変じゃ、ないかな?」
「大丈夫よ。莉緒、とっても可愛いわ❤️」
「そう?じゃあ、行ってきまーす!」
「気をつけてね!」
「はーい!」
「おはよ!かいくん。」
「おはようございます。っ!髪型、素敵ですね。」
「え!?き、きずいたの?」
「もちろんですよ。素敵です、可愛いですよ💕」
「かわっ!?///」
て、俺は何を言って!?///
「す、すみません!その、本当に可愛くて…っ。」
「嬉しい!//」
「えっ?」
「かいくんに褒められると、すっごく嬉しい!」
「そうですか?では、たくさん褒めさせていただきます。」
「へ?」
「莉緒さんは、可愛くて優しくて明るくて、とっても素敵ですよ。」
「へ?そ、そんなに褒められると、、、!///」
「ふふっ。照れてますね。」
「い、言わないで~!」
「可愛いです!❤️」
「も、もぅー!///」
幼馴染みだからか、なおさら恥ずかしいよ。
本当に可愛いんですけど、、、
っ!、、、もしかして、好きなんだ。
莉緒さんのことが。
でも、絶対隼人さん?のことが好きですね…。
でも、俺も本気出します。絶対負けません!
譲る気は、ありません。
・・・
「おはよー。」
「おはようございます。あっ、用事があるんでした。すこし待っててください!」
「うん。分かった!」
「ねぇ、莉緒!」
「は、はい!?」
あっ、またこの子達か…。
「あんたさ、隼人くんかかいくん、どっちが好きなの!?」
「えっ?どっちも好きだよ?」
「ふ、二股ってこと!?」
「へ?いやいや、友達として!だから、たぶん。」
「たぶんってなによ?」
「そーよそーよ!私は隼人くんが好きなの。」
「私はかいくん!だから、じゃまだから、」
「え?」
殴られる!怖い、助けて。
「「おい!」」
「「「えっ?」」」
私達、三人の声が重なった。
「は、隼人くんとかいくん…?どうして?」
「ぎりぎりセーフ!」
「危なかったですね。大丈夫でしたか?」
「う、うん。」
「良くないな~。せっかく可愛いんだから、優しくしないと。」
「莉緒さんに手をだしたら、俺が許しませんよ?」
「ご、ごめんなさい!」
「ふ、二人とも、ありがt…」
「すみません!俺が目を離してしまったから。」
「えっ?ち、違うよ!かいくんのせいなんかじゃ!」
「私が二人と仲良くしてるから、嫉妬しちゃってたらしい、だから離れようかな。」
「えっ、?莉緒?」
「だ、だめです!そんなの。」
「さようなら。」
「まってください!」
莉緒さんが言ったんですよ。
さようならは言わないでって。
連れ戻さないといけませんね!
12/4/2024, 10:46:11 AM