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旅の途中、もうそろそろ、寿命という、モノを、

分からなくなってしまった、いや、知らないのだ

知らず知らずの間に、自分が自分自身でなくて、

複製されたクローンである事を知っていたから、

自分自身が嫌いでたまらないし、永遠の寿命は、

欲しくなかったのだ、何にも知らない原因を、

まとめて、話を聞いて欲しいと願うのだが、

本人にも、分からない、としか聞けなかったのだ

幸せを欲しいとは願わなかった、だからこそ、

人間らしさが欲しかったと願う。






"この願いは二度と叶わなくてもいい……や。"






悔やむ気持ちを切り替えて、銃を引いた。





パァン………………。

1/31/2025, 12:08:09 PM