毎日が続いているような感覚がある
変わらない時間に起きて、変わらない手順で制服を着て、顔を洗って、ご飯を食べて、決まった時間に家を出る
毎日乗っている1号車の1番ドア
車掌室越しに見る線路の風景は今日も変わらない
太陽の光に照らされて輝くレール
微風に揺れる草木華
一生懸命外を見ようと背伸びをする小学生
なにもかもが今日も変わらずそこにある
わたしはいつ寝たのかしらと、そんな風にまで思えてしまうほど毎日変わらない動きをしている
それでも、そんな普遍も終わりがくる
今日で高校2年生の通常登校が終わった
今までずっと一緒に過ごしてきた仲間たちと来年を、そしてその先を迎えてしまったらこんな日々は崩れてしまう
今日も私は列車に乗る
車窓からの風景を大切に大切に心に留めながら
3/1/2024, 7:52:07 AM