帰り道、ふと空を見上げれば三日月が煌々と光ってる。あんなに光ってるのに、まんまるじゃないところがどうしてだろう、キミに似ていた。その欠けたところを埋めないで、キミがキミのまま生きていけたらいいなって。ああ、お酒を飲みすぎたかもしれないな、これが一番大切なんだって大きな声で叫びたいくらいだ。誰もいない夜の道で、少しおぼつかない足取りで出鱈目なダンスを踊りながらお月様にお願いをした。
4/2/2024, 11:55:44 AM