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(夢へ!)
故郷では我が目の前に立つものは無く。
遥々足を伸ばした都で、あゝ!
誰よりも高いところで輝く星が!
誰も登ってこないとつまらぬ顔をしている星を
こちらに振り向かせたくて、我武者羅に、
ただひたすら愚かなほど星だけを見上げて、
目指して!
あと、もう少しで手が、届くのに、
届かなくて。
つまらぬと、寂しそうな顔で一人立つ
あなたの隣に立ちたかった。

4/10/2025, 10:47:50 AM