星空視界の端で、キラリと光った気がした。隣に座る君が瞬きをする度に、それはキラキラと輝く。まるで、星空を閉じ込めたような輝きを乗せるまぶたがぱちり、と開いた。「ん? どうかした?」その輝きに見入ってしまい、目が合って君はきょとんとした顔をする。「いや、何もないよ。ただ、まぶたがキラキラしてて綺麗だなって」「でしょ! このラメめちゃくちゃ綺麗でさー」テンション高く、楽しそうに話す君は何よりも輝いていた。
7/5/2023, 1:46:33 PM