午前0時、ベッドに仰向けの自分を、常夜灯の今にも消えそうなオレンジが暖めてくれる。今日の出来事が一気に頭の中を駆け巡る、そして次第に眠りへと…とはならなかった。そのオレンジは、モールス信号のように何度か点滅した後、本当に消えてしまった。暗闇の中で眠れない自分にとって、これはとんだ災難であった。カーテンを開ける。外には完全な円になりそうでならない月がひとつ。仕方ない、今日はあなたに頼ろう。
5/15/2025, 2:16:41 PM