取るに足らない些末な出来事。しかしながらそのことが、後に大きな伏線となって人生という広い道にどかーんと寝そべっていることがある。嗚呼あの時もっときちんとしておけば、話を真面目に聞いておけば。人生とは往々にしてそんなもんである。そして渦中の時には気付けない。つまらんと吐き捨てて、地面にぺちゃっと味の無いガムを踏み付けて。後にそのガムに苦しめられる事になるのは吐き出した自分なのに。
8/5/2024, 12:11:43 AM