目を開けて何時もの天井にリュウガは安心しそして腕に感じる重みにさらに安心する。
『朝から幸せ過ぎるな~』
リュウガははにかみながら起こさないように少し体をずらして腕の上で眠っている魂魄妖夢の頭を優しく撫でる。撫でる度に幸福に満たされる自分に
『いつまでもこうしていたいな』
と言うと
「ダメですよ」
と言われてリュウガは驚いた。すると腕の上で眠っていると思っていた妖夢が目を開けていた。
「おはよう。リュウガ」
『…おはようって何時から?』
「撫で始めた時ですよ」
妖夢は体を起こして寝巻きの乱れを直していた。その時リュウガは妖夢の首筋に残る赤い跡見てそこに指で触れて
『夕べはお楽しみでしたね』
とからかいながら言うと妖夢はちょっと考えてすぐに顔が真っ赤になって傍らに置いていた楼観剣を握り
ヒュン❗とリュウガが眠っていた場所に振り落とされた。
リュウガは瞬時に飛び退いてた。
『おいおい。昨日結婚してすぐに未亡人になるつもりか?』
「リュウガなら避けると分かっていますから…悔しいけど」
『悪かったよ。今日は俺が朝飯作るから幽々子様起こしてこいよ』
「分かりました。あと後で鍛練にも付き合って下さいよ」
『夜の?』
と言った瞬間に妖夢の楼観剣がまたリュウガに振り落とされた。リュウガは避けながら
いつまでも妖夢とずっと幸せでいたいなと
終わり
4/8/2023, 11:08:01 PM