【心の灯火】
あなたにとっての灯火とは、なんだろうか。
「灯火」とは、まあ色々な解釈があるのだろうが、ここでは「闇を照らす明かり」とでもしておこう。
あなたが、道を迷った時、道を照らしてくれたのは何があったからだろうか。
親しい人の存在、励ましや応援の言葉。まあ様々あるだろう。
そんな中、私のあげる「心の灯火」は、「誰かの挫折」だったかもしれない。なんと不謹慎なことか、と思うだろうが、何気に人生そんなもんだったりする、と私は思うのだ。
いつだって上を見て、憧れて強くなって。隣を見て励ましあって。そんなことばかりじゃあないんじゃないだろうか。下を見て、心の安寧を見出したことだってあるはずだ。
私にとって1番苦しい感情は、いつだって「焦燥感」だったように感じる。「焦燥感」をかき消すのに、下を見るということは最適だったりする。焦燥感をかき消し、安定した自分でいることは、成功に、安心に繋がると、私は思うのだ。
どうだろうか。下を見て安心している自分を客観的に見て、惨めさを感じたことは無いだろうか。自分は小さくて、愚かしく感じたことがあるのでないか。
そんな人にこそ、届いて欲しいと思う。
上ばかり見る必要はないし、誰かの挫折で心を安らげるのも、生きていく上で必要な強さであり、恥じる必要はないということを。この考えを、一時的な「心の灯火」にしてみてはどうだろうか。
9/2/2023, 1:12:22 PM