私には秘密がある。
秘密かはわからないが
それは「体調不良を隠すこと」。
熱があっても家族には内緒。
私は中学時代の反抗期から、「人(家族)を心配できない」「家族が風邪をひいたら怒る」と思われている。
実際反抗期はそうだった。本心ではないけど、口からはそのように出てしまっていた。
現在大学4年生。この家にいるのも最後の年となった。反抗期は終わった。
しかし、ずっと家族にはこのレッテルを貼られている。
だから、心配できない。
私が風邪をひくと、
「あー、こんなの〇〇(私の名前)ちゃんなら、絶対激怒してるもんね。私たちが優しくて良かったね」と母と妹は言ってくる。
それが嫌で私は体調が悪くても絶対に家族には内緒にしている。
流石にやばいと思ったときや、インフルエンザが流行っているときなどは、素直に言うが、熱も実際より低めに申告する。
こっそり薬を飲んで大丈夫なように振る舞う。そして、だれも気づかない。こっそりおかゆを作ってくれる、なんて無い。
でも、バファリンはだめだった。副作用が少ないって言われてるけど、副作用出まくり。食欲不振、下痢、吐き気、低体温などなど…
実は22年間で初めて飲んだ。本当に辛いけど、熱は下がったし、またこれを家族に隠す。
「誰にも言えない秘密」
6/6/2024, 7:44:52 AM