私が、何十年後かの私に託した手紙。「大人の私。どうか、この恋をずっと覚えていて」長い空白の間に出したことさえ忘れた手紙。受け取ったときに、ほのかに香ったあの頃、焦がれたあの人の香水。記憶の中に閉じ込められていた私が、ようやく笑った。「やっと届いて嬉しい」と。今日だけは、愛しい人の隣であの頃の恋を、抱きしめさせて。 【秘密の手紙】
12/4/2025, 3:11:01 PM