不整脈

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今日は特別な日と漠然と思う。
だけれども
目が覚めても、カーテンの隙間から
普段通りの光しか差してこない

ケーキはない。
プレゼントもない。
だけど、机の引き出しの奥に
わたしの字で書かれた紙片が眠ってる

今日も特別な日。

今日もなぜ特別な日なのか、
頭にモヤがかかっていて、
よく思い出せない。
ただ、読み返す度に
私の中で、わたしの声がふるえて響く

意識が遠のいて
時計の針はふと遅くなる。
特別なんて、用意されたものじゃない。
不意に、過去から届く、
呼び起こされる日。

いつもと変わらないけれど
ちょっぴりいつもと違ってる。
私にしかわからない
私だけの
特別な日。

7/18/2025, 2:15:01 PM