本棚の隙間

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澄んだ青空に手を伸ばしても、君のいるところには届かない。
名前を呼んでも、返事はない。
朝目覚めるたび、どこにいても君の面影がちらついている。
もう、涙は出ないけれど、寂しく思う春爛漫。
だから、この想いを君に届くように、手紙に綴る。
君の好きな桜の便箋に、たくさんの想いを綴るよ。
遠くの空へ行ってしまった君は、私にとって特別でした。
君は私のことをどう思っていたのでしょうか?友達でしょうか?親友でしょうか?
君のいない世界なんて、想像していませんでした。
私の横でずっと笑っていると思っていました。
咲き誇る桜を1人で見ると君を思い出し寂しく思います。
1人で帰る道にも君の面影がチラついているほどに。
この気持ちを君に伝えても困った顔で笑うでしょう。
ただ1言───愛していました。

4/12/2024, 11:39:56 PM