陽月 火鎌

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「現実いきたくねぇ…」

うわっ上司が意味が重なってそうな発言してる……触れんとこ。

「おーい、顔見ればわかる、ってか心読もうと思えば読めるんだぞハートちゃーん」
「読ませる前提ですが何か?」
「あり、そうなんか…じゃええか」

そうそう、これでいいんだよこれで。

「ていうかダイヤちゃんとクラブ君はどこ行った?スペードくんはまぁ家事しに帰ったのは覚えてるけど」
「さっき帰りましたよ、お菓子が無くなりましたから」
「ちっ、薄情な奴らだ…まぁ毒舌(設定)と子供以外は崖に蹴り落とす(比喩)って感じの二人だから仕方ないか」

ダイヤ……毒舌キャラだったっけ?
クラブはまぁ、分かるけど。

「ハートちゃんとか現実に持ってくるのに一番手っ取り早い方法が、俺が現実でコスプレすれば早いってなったんだけど、拒否る?」

………えぇ(*˘•д•˘;)

「…本気でやるならいいんですが、第一歩に『運動』存在しますが、そこんとこどうなんです?」
「おっ何だ?現実の俺が太いって煽ってるのかな(`ーωー´)?」
「事実ですし、認めてますよね?」
「フッ、そうだ!ま、許可は貰ったし、気が向いたら本気でやってみるよ」

それ結局やらないやつ………ま、いいや。

「それはそうと、そろそろ夢から醒めたらどうです?」
「いや夢だったらハートちゃんin俺のパターンが多いから」
「ツッコミの仕方ズレてますね…でも、いい加減そっちの日常戻ってください」

じゃないとスペードに引っ付きに行けないし…。

「(おっ、やったぁ!名前の上書きできてんじゃーん!)…じゃ、帰るか。一人称視点ノートで俺視点もハートちゃん視点もいけたし、後は第三者視点でいけたら、本格実装かな〜」

…ん???

「あー、もしかして、ボイスレコーダーの文字起こしに心の声も文字起こしするタイプの魔導具創り…いえ、創ってましたか?」
「ふっふーん、せぇーかぁーい♪」
「………今すぐ去らないとそのノート、滅却しますよ?」
「ヤベっ、にっげろー!」

⸺……本当に、退屈しないなぁ。

【これはただの雑談だな!】

12/4/2024, 10:03:37 AM