まるで、真っ暗な絨毯に宝石をこぼしたように
夜空に美しく輝く浮かぶ星たち。
その中でも月は一際大きく、明るく輝いていて
何百、何千年も前から、人々の心を奪っている。
そんな、いちばんに目が惹かれる月でも、太陽の光なしでは、その美しさを得られない。
……1人じゃ、ダメなんだ。
いつも周りを照らしていた、太陽みたいなあいつは、もう戻らない。
俺の世界は、もうずっと真っ暗のままだ。
なぁ、月。そんなに眩しく光らないでくれよ。
あいつのことを思い出しちゃうから。
お題『月に願いを』
5/26/2024, 10:52:50 AM