誰よりも、ずっと怨んでやると決めたのに憎みきれない。端からすれば一人相撲で恨んでる困ったことに逆恨みで、忘れたほうがいいのはわかっているのに、忘れられないこの恨みわざわざ意識を向けずにいるほうが精神衛生上もいいはずなのに一体どこまでしつこいのか愚かしいったらありゃしない。そんな言葉を聞かされてまるで告白のような執着はまるで惚気を聞くようで、すっかりとあなたへ送りたかった思いが小さく胸の中で沈んでいった。
4/9/2024, 10:22:14 AM