優しい陽の明かりと頬杖

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流れ星に願いを


彼方から 降ってくる
遠くから 君の もとへと
屋根の 上から 音を 立てずに
君の 眠ってる 記憶へと

銀河の 在り処を 君へと 伝える ために
静かな 闇を 僕らの 願いを 聞くために

昔 君は 何を 願って いたの?
流れ星に 願いを 定めを 誓った 夜に

或るいは 僕らが 生まれる 前から
君の もとへと ダイブする

あの夜 僕らが 見つけた 星は
君の 心へ ダイブする

千年 向こうに 輝く 星は
君の もとへと 駆けてくる

線引の ない夜空に 境界の ない夜空に
明星を 知らせる ために

古びた ガレージを 星が 流れる
僕は 明日に 祈りを 込める

neo centry when start decide day after days

臆する ものは 光が 消し去る
僕は いつでも 君に 祈るよ

長い 時間の 後先 閃光の 煌めき
音もなく 流れる 君から 溢れた 言葉が
千年の 神話を 彩る 放つ 蒼空へ 
君は 一隅の 都会で 出会った 宿命 だから







流れる 星を 追いかけ ながら
君の 住む 街へと バイク 飛ばす

どことなく 夏の アスファルトの 香りと
真夏の 虫たちが 街頭に 飛び交う

エンジンに ガソリンの 匂いが 立ち込め
星の 降る 君の 屋根の 方へと

幸運を 祈るほど 
神様に 未来を 託された 理由じゃ ないけど
星が 綺麗 だから
声を 殺して 夜空へ 呟く

もっと 向こうの 街へと
知りたかった 街へと
本当の ことを 知りたかった 15の頃

流れ星に 願いを 
風が 体を 浮かして
君の もとへと 探した 星を 追いかけ ながら
あの空の 向こうへ 駆けて いきたくて

夏の 抜け殻が そっと 這い出した 
街路樹に 少しだけ 閃光が 走って
星空に 願いを かけた 
これからの 俺に 十字を 切るよ

流れ星に 願いを かけるほど 
神様を 信じた わけじゃないけど
 







そっと 薄明の 夜空に 君を 浮かべり
真夜中の 寂しさ かなぐり 君の 屋根へと 口づけ 
交わす

半月に 澄んだ風 流れ星 煌めく 芒に なりけり
この世界を 祈っては 君は 
何処から ページ めくる
消された 文字を 辿り 歩き

記憶 探した 言葉 君は いつから 
切っ先 闇夜に 光っては
私の 中で  色づく

流れ星に 願いを 振り返れば 今日は 儚し
それでも 生きる 糧を 探して
月夜に 君の 詩を 詠む

星空に 眠りを 奪われる 都会に 闇深く
深夜 誰か 私に 囁く 
音もない 世界で 何を 見てたのか?
夏草の 囁やき 聞きながら

流れ星に 願いを この時を 記せば
時は またなみ 今日の 憂いは ながるる

星の 願いを 聞いて 明日先 しらね 月は 歌える
それでも 声を 殺すのか?
真夜中は 深層を 奪える ほどに 深くて

息を 殺して 真夜中を 見る
願いを かける 星は 儚く

夢を 果てなく 知るほど 憂いて
この時を 待てざり 歌うは 永き 世は 更け行く

空は 明星 明け方を 待って
月夜に ながるる 星の 彼方に
彷徨う 心 かざせリ



 

4/26/2024, 12:37:14 AM