文章力のない人

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True Love

「真実の愛?くだらない。真実の愛なんて存在しない。
そんなのみんな分かっているだろう?」

咄嗟に出た言葉がこんなものとは情けないなぁ。
本当はそんなこと思ってない。
自分には分からないから八つ当たりしているだけなんだ

「そもそも、真実なんて誰が決めるんだよ。
偽ろうと思えば言葉でいくらでもできるだろう。」

違う。そんなんじゃない。
僕は『それ』が羨ましいんだ。

「だいたい、そんなものを信じるから傷つくんだ。
みんなそうやって傷ついてきたのを見ていたのに
飛び込むなんて馬鹿馬鹿しいにも程がある。」

これは本音だ。怖いんだ。
愛するのも愛されるのも難しいと分かっているから。

それでも愛されたい愛したいと思ってしまうのは
きっと僕が醜いからだ。

7/24/2025, 9:30:36 AM