とても地味な友達がいた
バイオリンを幼い頃から習っていた
修学旅行は、高校の時初めて参加した
お母さんが送り迎えをしていた
その人には姉がいた、
姉は駆け落ちした
音大に入った
バイオリンから離れられなかった
でも離れようとは結局は思わなかった
私はそれを羨ましいとも思うし、可哀想とも思った
高校時代、一度家に遊びに行ったことがある、両親が留守なので遊ぼうと
その日、初めて演奏を聴いた
そして、徹夜でゲームをした
あの頃私は助けたいとも思っていた
親に逆らえず、楽器を続ける友達を
でも結局は好きでやっていたのだ
今は羨ましいと本当に思っている。
7/6/2023, 10:46:08 AM