朝子

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小さい時にしばらく住んでいた
山のてっぺんまで
行く事がある

幅50センチくらいの山道で
上を上を目指す
足があがるのは最初だけ
だんだん前屈みになる
息も切れる
木々の間から見えるのは
青い空

山の上を目指すのは
明日に向かって歩く
ことに似ている
足元に気をつけながら
見にくい前を見る

でも
自分が今どこにいるのか
元々の目的地はどこだったか
見失なうことも多い

1/20/2025, 1:37:09 PM