"君は今"
深く深い山の奥
澄み切った空気を通して空を見る
君は今どこにいる
わたしのちっぽけな問いに答える様に風が吹いて
周りの木々を揺らす
生まれる感情はわたしの心に積み上がり続け
ぽっかりと空いたそこを埋める
ここで君を想うのはこれで3度目
1度目までは、君は確かにここにいた
何もできず、ただ守られていただけ
悲しくなって、恥ずかしくなって、その場で蹲った
昨日降った雨のせいだろう
雑草は真珠の様な水滴を乗せ、土はそれを含んでいる
泥に塗れたわたしはいつになく相応しい
なかなかどうして、わたしは生きているらしい
君の代わりに。
2/26/2026, 11:22:44 AM